2014年07月17日

東京都美術館「世紀の日本画」

〈2014年美術展感想5展目〉
世紀の日本画
会場:東京都美術館
会期:2014.01.25-04.01
鑑賞料:¥1,400

 東京都美術館で開催された「世紀の日本画」展を鑑賞してきました。前期と後期の二期制の美術展でありますが,自分が鑑賞したのは後期部分。前期と後期で展示作品は総入れ替えなので鑑賞時期によって印象の変わる美術展かもしれません。元来が西洋美術偏重で日本美術には全く明るくない自分ですが,今回はたまたま東京に遠征した時に開催していた美術展ということで鑑賞してみました。岡倉天心により設立された日本美術院が横山大観によって再興されてから100年になることを記念した美術展とのこと。それはまさに近代日本画の歴史そのものでもあります。前期と後期で重要文化財6点を含む120作品が展示ということで見ごたえは十分。日本画は然程興味のない自分にも楽しめる美術展でありました。意外に人出が少なかったのも僥倖というべきでありましょう。特に横山大観の≪屈原≫や安田靫彦の≪項羽≫といった中国史に名高い人物を描いた作品には見入ってしまいます。また,日本神話を題材とした作品が幾つかあったのも嬉しかった。平山郁夫のシルクロード風景画もやはり好みであります。全部で7つの章に分かれた美術展でしたが,個人的には第6章「幻想の世界」が一番楽しく感じました。非日常の不思議に心惹かれる性向はいつまでたっても変わらぬもののようであります。日本画ということでやや隔意を抱いていたのですが,自分でも驚くくらいに楽しめた美術展でありました。自分の嗜好を広げる意味においても,今後積極的に日本画展に足を運ぶのも面白そうであります。
posted by 森山 樹 at 06:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 告知
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