2013年10月06日

上村松園展

〈2013年美術展感想8展目〉
上村松園展
会場:名古屋市美術館
会期:2013.04.20-06.02
観覧料:¥1,300
図録:未購入

 名古屋市美術館で開催された「上村松園展」の感想です。名古屋市美術館の開館25周年記念の美術展でもあります。名古屋市美術館は愛知県美術館と並んで最も多く訪れる美術館のひとつ。今後とも素敵な美術展を企画して欲しいものであります。「上村松園展」はその意味では当初あまり関心はありませんでした。元来,西洋画嗜好が強く日本の近代画には然して興味がないのですよね。今回,「上村松園展」を訪れたのも時間潰しの意味合いが強かったのですが,鑑賞してみると存外に楽しむことが出来ました。何よりも美人画が中心というのが自分にとっては非常に好み。また,〈静御前〉や〈楊貴妃〉,〈紫式部〉,〈伊勢大輔〉ら歴史上或いは伝説上に名を残す美女を描くという題材的にも心惹かれるものを感じます。殊に月を見上げる〈紫式部〉はあまりにも美しい。王朝美人,唐美人の作品は何よりも印象に残りました。舞い散る紅葉の中に佇む美女を描いた〈花がたみ〉も素晴らしい。日本近代画には明るくない為に背景的なものを知らないのは残念でありましたが,それでも繊細で上品な美人画を多数堪能することが出来ました。改めて日本近代画についても今後知識を深めて行きたいと思わせる,その契機となりそうな美術展でありました。実に満足であります。
posted by 森山 樹 at 22:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 美術展感想
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