2013年11月21日

損保ジャパン東郷青児美術館「〈遊ぶ〉シュルレアリスム」

〈2013年美術展感想20展目〉
〈遊ぶ〉シュルレアリスム
会場:損保ジャパン東郷青児美術館
会期:2013.07.09-08.25
観覧料:¥1,000
図録:未購入

 シュルレアリスムを題材に損保ジャパン東郷青児美術館で開催された美術展です。シュルレアリスムは20世紀の芸術運動の中でほぼ唯一自分の好みとなっています。もともと,不思議や不条理に心惹かれる性質でありますので,シュルレアリスムとの相性が良かったのでありましょう。今回の美術展は絵画に留まらず,オブジェやコラージュ,フロッタージュといった技法を用いられた作品も多数展示されております。シュルレアリスムという分野故に理解に苦しむ作品も多々ありましたが,それでもなお根底に流れる“遊び”の精神が垣間見えるものばかりでありました。その意味で非常に楽しい美術展と言えることでありましょう。芸術に必ずしも造詣が深くなくとも楽しめる美術展かと思われます。展示数は約200点。上述のように絵画以外の彫刻や写真といった多様な作品,或いは雑誌や書籍といった資料など様々な角度からシュルレアリスムに焦点を当てた美術展です。ただ,やはり個人的に一番心惹かれるのはルネ・マグリットやポール・デルヴォー,マックス・エルンスト,サルバトール・ダリ,ジョルジュ・デ・キリコといったシュルレアリスム画家の作品であることは仕方がないことかな。特に大好きなルネ・マグリットの作品をある程度まとまった量で鑑賞出来たことが非常に嬉しかった。自分にとっては特別の地位を占めている作家なのであると実感します。マン・レイやマルセル・デュシャンらのオブジェも遊び心或いは悪戯心いっぱいで非常に楽しい。特に絵画作品以外のオブジェやコラージュを用いた作品は造詣が深くないこともあり新鮮な気持ちで面白かった。今回の美術展を機に更にシュルレアリスムに対する知識と見識を深めようという気持ちがより強まりました。損保ジャパン東郷青児美術館も最近は東京に来る度に訪れている気がしますね。自分好みの美術展を企画してくれる大好きな美術館のひとつであります。
posted by 森山 樹 at 09:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 美術展感想
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