2014年01月16日

2013年のベスト

2013年に観賞した美術展の中で特に印象に残った展覧会を5展選んでみました。
なお,序列は付ける気はありません。

・貴婦人と一角獣展@国立国際美術館
〈貴婦人と一角獣〉と題された6枚のタピスリーを実際に観賞出来ただけで大満足。
このタピスリーの為だけの美術展でありましたが,それだけで十分であります。
まさか日本国内でこの美術作品を観賞できるとは思いもよりませんでした。
実物の発する迫力に圧倒されてしまいます。
いつかまたもう一度観賞したい作品であります。

・世界を変えた書物展@名古屋市科学館
歴史に名を残す名著の実物を観賞できる素敵な美術展でありました。
〈種の起源〉や〈天体の回転について〉,〈プリンキピア〉など目白押し。
また,あのチャレンジャー爆発事故の報告書の展示も印象的でありました。
こんなに素敵な展示が実質無料で見られたのが嬉しいです。

・ポール・デルヴォー展@浜松市美術館
ベルギーの画家ポール・デルヴォーの作品を集めた美術展。
その夢と幻想の世界に魅了されてしまいます。
無表情の女性や遺跡,電車,骸骨,ランプといったモチーフがたまりません。
静寂の中に広がる幻想的な雰囲気がたまらなく好みであります。

・リヒテンシュタイン展@京都市美術館
リヒテンシュタイン侯爵家が収蔵する幾多の美術作品を展示する美術展。
ルーベンスやラファエロといった大画家たちの作品が惜しげもなく展示されていました。
また,夏の離宮を再現したバロック・サロンの雰囲気もまさに豪華絢爛。
ヨーロッパの絵画史を個人コレクションで辿れるというのは圧巻でありますね。

・ミケランジェロ展@国立西洋美術館
ルネサンスの頂点の極めたミケランジェロの事績を追う美術展です。
特に初期の傑作とされる〈階段の聖母〉の実物を観賞出来たのは実に大きい。
いつか,システィーナ礼拝堂で〈最後の審判〉を観賞したいものであります。
その圧倒的な素晴らしさはまるで想像が出来ません。
posted by 森山 樹 at 06:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑文

2014年01月11日

2013年の反省と2014年の抱負

 鑑賞した美術展・博物展は全部で40展。前年よりも7展増加しています。特に8月と11月に東京遠征を果たしたのが大きい。それを除くとかなり寂しい美術展活動になってしまっています。2013年は名古屋を中心とした東海地方ではあまり自分好みの美術展が行われなかったのは残念です。特に下半期は殆ど美術展に行っていない印象があります。関西地方はそれなりに観賞してはいるのだけれどね。それでも大阪や京都に足を運んでまで見たいと思わせる美術展には欠けた印象でありました。

 ここ数年の自分の嗜好の変化は2013年も継続。これまでは特に関心を持つことがなかった日本美術の展覧会を観賞することが増えているように思います。特に浮世絵への興味は如実に感じるところ。勿論,西洋絵画への興味のほうが相変わらず強いのではありますが,それでも日本美術を面白く感じるようになったという自覚はあります。この傾向が続くのかは我ながら楽しみ。但し,西洋美術に比べて日本美術に対する知識ははっきりと劣るので勉強しなければなりません。このあたりは今後の課題であるといえましょう。

 2013年に新たに訪れた美術館はブリヂストン美術館,三井記念美術館,浜松市美術館,静岡市美術館,大阪歴史博物館あたり。ブリヂストン美術館は結局2回足を運ぶことになりました。東京駅に程近いので今後も訪れる機会は多そうです。三井記念美術館はその内装が非常に好み。此方もまた足を運びたいもの。静岡市美術館も綺麗な美術館でありました。日帰りも可能な場所というのが嬉しい。勿論,時間が許せば宿泊してゆっくり観賞したいものですけれども。

 今年の目標は観賞したい美術展は万難を排してでも観賞するということ。時間的及び金銭的な制約はあるにせよ,可能な限り美術展は逃さないようにしたいと思います。特に海外からの作品は二度と観賞出来ないことも十分にあり得ますからね。また,美術展観賞後速やかに感想を書くように心がけたいもの。感慨が色褪せないうちに文章にしたいと思います。2013年の積み残しもいくつかありますので,此方も順次掲載していきます。

 追記。今年から新たな試みとして「2013年のベスト」的な記事を書こうと思います。此方も近日中に。序列をつけるのは好みではありませんので,印象に残った作品を並列的に取り上げる形になるでしょう。
posted by 森山 樹 at 20:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑文

2013年01月14日

2012年の反省と2013年の抱負

 2012年に鑑賞した美術展・博物展は全部で33展。昨年よりも1.5倍となっています。但し,個人的にはやや不満が残るところ。一年を通じて均等な鑑賞が出来なかったのですよね。また,生来の出不精が響いて,幾つもの美術展を見逃してしまったのは痛恨事。特に今年は関西圏で開催された美術展に殆ど足を運ぶことが出来ませんでした。近いからいつでも行けると思っているうちに開催期間が終わってしまうのです。もう少し,きちんとした鑑賞計画を立案せねばなりません。一方で関東圏には3度足を運ぶなど充実した鑑賞が出来たように思います。ただ,どうしても関東遠征は費用と時間がかかるので,なるべくならば東海圏,関西圏で開催されるものは近場で鑑賞するようにしたいと思います。

 印象に残った美術展を挙げるとするならば,名古屋市美術館の「大エルミタージュ美術館展」や神戸市立博物館の「マウリッツハイス美術館展」,国立西洋美術館の「ユベール・ロベール−時間の庭」,三菱一号館美術館の「ルドンとその周辺−夢見る世紀末」など。自分の美術における嗜好が色濃く出ているように思います。また,此処のところ,自分の中で江戸時代末期の浮世絵に対する興味の高まりを感じます。横浜美術館の「始まりは国芳」や太田記念美術館の「月岡芳年」を堪能することが出来たのは収穫でした。こういった嗜好の変化は自分でも興味深く思いますが,西洋美術の題材としての聖書やギリシア神話と同様に浮世絵の題材としての日本及び東洋の伝説伝承説話をその背後に観ているだけなのかもしれません。ただ,こういった事柄を入り口として自分の趣味を広げていくのは美術鑑賞の楽しみのひとつでもあります。美術的素養に欠けることは自認をしておりますので,ある程度は知識により補って行こうと思います。もう少し美術に対しての勉強をせねばなりますまい。

 今年も現段階で既にかなり楽しみな美術展の情報を得て待ち遠しく思っています。特に国立西洋美術館の「ラファエロ展」と「エル・グレコ展」は絶対に行かねばならぬでしょう。まだ,2013年の美術展概要を発表していない美術館も多いので,これからどんどん増えてくる筈。情報収集を怠らないようにしたいと思います。博物展では国立科学博物館の「深海展」が実に楽しみ。また,昨年は三菱一号館美術館を始め,東洋文庫ミュージアム,岐阜県美術館など新たに足を運んだ美術館が幾つかありました。中でも三菱一号館美術館はその美しさにすっかり心奪われてしまいました。今年もまだ行ったことのない美術館に積極的に足を運ぼうと思います。そして,昨年は遂に達成出来なかった美術展の感想をきちんと書こうと思います。感想を書くことで再認識出来る感情感慨というものもある筈ですから。今年も素敵な美術作品と巡り合える一年となるようにしたいものです。
posted by 森山 樹 at 10:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑文

2012年09月04日

更新休止中に鑑賞した美術展

5月
「OCEAN! 海はモンスターでいっぱい」@名古屋市科学館
インカ帝国展@国立科学博物館
ユベール・ロベール−時間の庭@国立西洋美術館
ピラネージ『牢獄』展@国立西洋美術館
東インド会社とアジアの海賊@東洋文庫ミュージアム
薔薇と光の画家 アンリ・ル・シダネル展@損保ジャパン東郷青児美術館
レオナルド・ダ・ヴィンチ 美の理想@東急Bunkamura
ヨーロッパ絵画に見る永遠の女性美@ニューオータニ美術館
世界の終わりのものがたり@日本科学未来館

7月
曾我蕭白展@三重県美術館

8月
マックス・エルンスト展@愛知県美術館
象徴派−夢幻美の使徒たち@岐阜県美術館

5月は東京遠征をしたこともあって順調でした。
ただ,それ以降はかなり低調。
行きたい美術展を幾つも逃してしまっている感があります。
芸術の秋を迎える前に何とか調子を取り戻したいもの。
暫く休止していましたがブログの更新を再開したいと思います。
美術展の感想も可能な限り書いていくつもりです。
西洋美術好きのディレッタントとしての本分を忘れずに頑張ります。
posted by 森山 樹 at 22:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑文

2012年01月07日

2011年の反省と2012年の抱負

 鑑賞した美術展は全部で21展。関東にも関西にも遠征を果たせましたし,先ずは満足のいく一年だったのではないでしょうか。その内で名古屋を中心とする東海地区の美術展は全部で6展。東海地区に限って言えば,あまり自分好みの美術展が多くなかったのは残念です。尤も,東京はともかく関西は充分に行動の範囲内なので,今後も積極的に足を伸ばしたいところ。とは言え,美術展鑑賞をする予算も無限ではありませんから,効率の良い鑑賞計画をきちんと立てたいと思います。一番身近な東海地区で美術展を開催してくれるのが本当は一番いいのですけれどね。自分好みの美術展を見逃すのは悔しいので,情報蒐集の労を惜しまないようにしたいと思います。

 見逃してしまった美術展は幾つかありますが,それを除けば質量ともに充実した一年でした。特に印象的な美術展は大阪市美術館の「歌川国芳展」,神戸市博物館の「大英博物館 古代ギリシャ展」,名古屋市美術館の「レンブラント 光の探求/闇の誘惑」,国立西洋美術館「ゴヤ展」,江戸東京博物館の「ヴェネツィア展」といったあたり。中でも「歌川国芳展」の楽しさは特筆ものでした。昨年のみならず,これまでに鑑賞した美術展の中でも最高級に面白い美術展でした。江戸東京博物館の「ヴェネツィア展」も良かったなあ。ヴェネツィアは以前から憧れの都市のひとつでしたが,なお一層訪れたくなってしまいます。そして,聖マルコのライオンの可愛らしさがたまりません。レンブラントにゴヤという自分の好きな画家に焦点を当てた美術展も堪能出来ました。残念だったのは「フェルメールからの手紙」を見逃したことかなあ。此方はまだ機会はありますので,今年鑑賞出来たらなと思います。

 2012年も引き続き東海圏と関西圏の美術展を中心に鑑賞しようと思います。最低1度は東京方面にも遠征をしたいもの。現段階では今年の美術展概要は良く分からない部分が多いのですが,それでもかなり自分好みの美術展が多そうな雰囲気が漂っています。また,昨年の江戸東京博物館を始めとして,これまで訪れたことのない美術館にも積極的に足を運びたいですね。ここのところ,企画展中心の美術鑑賞となっていますが,今年は常設展にも目を向けて行きたいと思っています。勿論,鑑賞した美術展はなるべく早めに感想を書きたいものです。
posted by 森山 樹 at 17:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑文

2012年01月05日

2011年下半期回顧録

〈2011年下半期に鑑賞した美術展〉
レンブラント 光の探求/闇の誘惑@名古屋市美術館
フェルメール《地理学者》とオランダ・フランドル絵画@豊田市美術館
空想のきらめき−シュールレアリズムとイメージ世界@奈良県立博物館
天竺へ〜三蔵法師3万キロの旅@奈良国立博物館
ロココの雅@名古屋・ヤマザキマザック美術館
恋する静物−静物画の世界@名古屋ボストン美術館
ゴヤ展@国立西洋美術館
ウィリアム・ブレイク版画展@国立西洋美術館
ヒンドゥー美術展@石洞美術館
ヴェネツィア展@江戸東京博物館
モーリス・ドニ展@東郷青児美術館
鎌倉×密教@鎌倉国宝館

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posted by 森山 樹 at 21:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑文

2011年07月03日

2011年上半期回顧録

〈2011年上半期に鑑賞した美術展〉
ウフィツィ美術館展@国立国際美術館
筆墨精神@京都国立博物館
カンディンスキーと青騎士展@愛知県美術館
パウル・クレー展@京都国立近代美術館
ラファエル前派からウィリアム・モリスへ@美術館「えき」KYOTO
歌川国芳展@大阪市美術館
誕生! 中国文明@奈良国立博物館
大英博物館 古代ギリシャ展@神戸市立博物館
いわさきちひろ展@名古屋松坂屋美術館

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posted by 森山 樹 at 19:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑文

2011年01月07日

2010年の反省と2011年の抱負

 全般的に斑はありますが,それでも一年間を通じて美術展を鑑賞することが出来たのは収穫と言っていいでしょう。関西方面にも東京方面にも,それぞれ遠征をすることが出来ました。もう少し名古屋を始めとする東海圏で好みの美術展があればいいのですが,こればかりは仕方がありません。この傾向は今年も続きそう。好みの美術展であれば,たとえ遠くとも,可能な限り鑑賞しに行きたいと思います。なるべく効率的に見られるようにはしたいのですが,開催期間の問題もありますしね。地方在住の身としてはなかなか辛いところではあります。

 鑑賞した美術展は全部で15。もう少し行けたかなという気もしますが,内容としては実に充実していました。年初の京都国立博物館「THE ハプスブルク」が既に大満足。その後も奈良国立博物館の「大遣唐使展」や兵庫県立美術館の「水木しげる・妖怪図鑑」,えきミュージアムKYOTO「ブリューゲル版画展」,国立西洋博物館の「デューラー版画展」と楽しむことが出来ました。中でも一番印象的だったのはやはり「ブリューゲル版画展」です。諧謔に満ちたブリューゲルの版画を心行くまで堪能することが出来ました。「水木しげる・妖怪図鑑」も大変良かった。幼い時より慣れ親しんだ水木しげるの妖怪原画は自分の大切な原点のひとつであることを実感します。また,ローマ文明関係の博物展が多かったのも印象的。ただ,個人的には他の文明の博物展もして欲しいなあと思います。ケルト文明とかあまり開催された覚えがないものね。スラヴ文明とかもかなり興味あるんだけど。

 2011年の美術展事情はまだ不透明な部分が多いのですが,それでも楽しそうな美術展は幾つかありそう。自分の好みの美術展を見逃さないようにしっかりと情報収集をする必要もありそうです。そして,行動範囲も限りなく広くしたいところ。少なくとも東海圏と関西圏の美術展は一応網羅しておきたい。今年は今までそれ程熱心ではなかった東洋美術系の美術展に足を運ぶことも多くなりそう。素敵な芸術鑑賞生活が送れることを期待しています。
posted by 森山 樹 at 22:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑文

2010年01月09日

2009年の反省と2010年の抱負

 個人的には非常に低調だった一年でした。鑑賞したい美術展は多々あれど,生来の出不精が災いして面倒くさくなってしまってしまう体たらくは我ながら悲しいものがあります。結局,鑑賞出来た美術展は合計で10強。日程の調整が上手く行かなかったこともありますが,ふたつのルーヴル美術館展のどちらも鑑賞できなかったことは痛恨事でした。往々にして開催期間が終わりに近づいてから鑑賞計画を立てるというのが間違っているような気がします。今年は会期に余裕を持った鑑賞計画を立てたいところです。また,地方都市在住の身としては負担が大きいのですが,東京方面への遠征は必須ですね。魅力的な美術展はなかなか地方には来てくれませんから。この辺りも効率的な計画立案が求められそうです。

 数少ない昨年の美術展鑑賞の中ではパシフィコ横浜での海のエジプト展と横浜美術館で開催されたフランス絵画の19世紀展が双璧でした。これは少々無理をしてでも鑑賞してきて良かったです。特に後者はギリシア神話好きにはたまらない展示品ばかりでした。横浜美術館を訪れたのはこの時が初めてでしたが雰囲気の良い素敵な美術館でした。機会があれば今年もまた足を運びたいものです。他の美術展では名古屋市美術館のだまし絵展も面白かったです。ただ,こちらは人出が余りにも多すぎたのに閉口しました。人気がある美術展は嬉しいのですが,自分の歩調でゆっくりと鑑賞することが出来ないのですよね。まあ,仕方がないことではありますけれど。

 2010年の美術展はまだ予定がはっきりしていない部分も数多ありますが,それでも愛知県美術館の大ローマ展や東京都美術館のボルゲーゼ美術館展,京都国立博物館のTHE ハプスブルク展など楽しみなものが目白押し。今年こそは興味ある分野の美術展を極力見逃さないようにしたいものです。
posted by 森山 樹 at 11:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑文

2007年10月30日

美術館バトン

某所で拾って来たものです。
そういえば美術関係のバトンは今まで回答したことがなかったような。
ある種の信仰告白のような気がします。
あんまり面白みのある回答にはならなかったのが残念。

*美術館バトン*

回答
posted by 森山 樹 at 21:27| Comment(2) | TrackBack(1) | 雑文